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「一般社団法人パーラメンタリーディベート人材育成協会」(PDA)は、中高等学校への授業への導入、課外活動での実施等を通して、即興型英語ディベートの普及活動を行っており、KDDI財団は、この活動を支援しています。即興型英語ディベートの実践は、英語での発信力(資料を“読む”のではなく、即興で用意した考えを“話す”)ことはもとより、論理的思考力(説得、意見の整理、批判的思考)、幅広い知識(様々な論題の取り扱い)、プレゼンテーション力(聴衆を意識)、コミュニケーション力(チームでの活動)を身につけることに繋がり、グローバル人材の育成に寄与しています。高校生対象の活動では、毎年12月には全国大会が行われ、優秀校に選ばれたチームは翌年1月に開催される世界交流大会への出場権を得ることができます。2020年1月に開催された世界交流大会では、KDDI財団鈴木理事長がキーノートスピーチを行い、決勝戦の論題には、キーノートスピーチの内容に関連し “Government should obligate companies to allow their employees to telework.(政府は従業員がテレワークすることを認めるよう企業に義務づけるべきである。)”が与えられ、高レベルの論戦が繰り広げられました。02中高生への即興型英語ディベートの普及❶12345情報通信技術の振興に寄与するため、青少年の科学技術への好奇心の醸成と啓発を目的として開始した「夏休み理科実験教室」は、2019年度より従来の3拠点(東北大学、名古屋大学、九州大学)に新たに2拠点(北海道大学、広島市立大学)を加え、計5拠点で開催しています。教授を中心に、複数のテーマの実験を準備し、大学院の学生がお兄さん、お姉さんのように親しく接し、参加者一人一人に丁寧に助言をしながら、実験を進めます。本取組みは25年以上の歴史と、3,000人以上の生徒の参加があり、毎回参加者や保護者より好評を得ています。01夏休み理科実験教室❶九州大学での理科実験教室 ❷広島市立大学での理科実験教室❸優勝したマレーシアチームのディベート ❹鈴木理事長によるキーノートスピーチ❺戦い終わってみんな笑顔!KDDI財団は、助成事業の一環として青少年啓発・育成活動を推進しており、小中高生を対象とした「夏休み理科実験教室」と中高生を対象とした「即興型英語ディベートの普及活動」を支援しています。17KDDI Foundation Vol.11青少年啓発・育成活動

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