女子校でのSTEM教育のためのICT 教育導入

2024年度、女子生徒のSTEM教育(Science、Technology、Engineering、Mathematics)の推進を目指し、初めての試みとして、ラリトプール市の女子校1校にICT教育プロジェクトとロボットプログラミング教育を導入しました。

同校の校舎は、パタン王宮の建物の一部を校舎の正門、外壁として利用しており、この部分は世界遺産にも登録されています。全校生徒数が約250名のラリトプール市の唯一の公立女子校です。

今回、パソコン、ディスプレイ、キーボードのセットを16式、周辺機器等を提供し、E-Learningデジタル教材で学べる環境を整えました。さらに、先生方にロボットプログラミング教育の講習を行い、学校での活用を進めてもらうこととしました。

生徒からは、「冬休みも、パソコンを利用するために学校に来た」、「パソコンの学習方法は分かった。家庭の事情で、学校に毎日通えない友人がいるので、登校した時は私が使い方を説明してあげることができる。教える側になることができて嬉しい」など、頼もしい言葉が聞かれました。

彼女たちの教育の機会をさらに広げるため、支援に努めていきます。

E-learningで学ぶ女子生徒
関係者での記念撮影