ICT教育プロジェクトの一環として、ロボットプログラミング教育の支援を継続しています。
一昨年、KDDI財団の主催で第1回の支援校によるロボット競技会を開催しましたが、2025年2月には市との協同開催に格上げし、「ラリトプール市長杯」として第2回大会を開催しました。
競技は第1回大会同様に、生徒たちが設計したロボットをその場で組み立て、プログラミング制作し、動作させる形式ですが、前回より難易度を高め、壁で区切られた迷路の中を、ロボットにとりつけた超音波センサーにより障壁を検知しながら走行し、ゴールするものでした。完走するロボットがある一方で、壁にぶつかり進めなくなるもの、方向を見失うものもありましたが、生徒たちは問題点を素早く発見し、構造やプログラミングを短時間で修正していました。彼らの熱心な取り組みを目にし、プログラミング教育の成果を実感しました。成績優秀校には、KDDI財団理事長ほかからメダルとトロフィーを贈呈するとともに、参加者全員に賞状を授与することで、今後の活動を後押しするものとなりました。
後日、チリバブ・マハラジャン市長を訪問してロボット競技会の成果を報告し、市長からはネパールでの最先端都市を目指すうえでKDDI財団の取り組みに謝意を示され、今後も市教育当局と協力して支援を継続していくことを確認しました。