2012年度:チャリティコンサート

2012年度:チャリティコンサート

チャリティコンサートクラシック2013 開催

出演者のプロフィールや会場へのアクセスをご案内します。

18世紀のザルツブルグ、モーツアルトは現代音楽だった
そして今日、私たちは、彼のアレグロに翻弄される

2月26日、東京の紀尾井ホールでKDDI財団主催の「チャリティコンサートクラシック2013」を開催しました。今回で9回目となるコンサートは若手バイオリニストの寺沢希美さんと東京交響楽団によるモーツァルトの曲でまとめ、親しみやすいプログラムだとお客様にも好評でした。

ロビーには、財団が支援するカンボジアの「小さな美術スクール」の子供たちが描いた絵を展示し、またそれらの絵をプリントしたTシャツを、募金してくださったお客様に差し上げる等、休憩時間も華やいだ雰囲気となりました。(コンサートプログラムの表紙の絵も、小さな美術スクールの生徒、ハイ・チューンさんの作品です。)

チケットの売上げ、KDDI協賛金、会場での募金等はこれまでどおり、すべてカンボジアの教育支援(一部を「小さな美術スクール」に寄付)に充てます。

ご来場いただいた皆様をはじめ、ご支援いただいた多くの方々に感謝いたします。ありがとうございました。

伊藤理事長と握手するクリッシャー氏
ロビーに生徒たちの作品を展示
若手バイオリニスト 寺沢希美さん
東京交響楽団 主席チェリスト 西谷牧人氏とのデュエット

(第9回チャリティコンサート)カンボジアにおける学校建設資⾦ 及び 「⼩さな美術スクール」への寄付

2013 年 2 ⽉ 26 ⽇に紀尾井ホールで開催した「チャリティコンサートクラシック 2013」の収益⾦ 3,965,528 円を、NGO「World Assistance for Cambodia(WAfC、代表: Bernard Krisher⽒)と「⼩さな美術スクール」にそれぞれ寄付しました。

World Assistance for Cambodia: 3,935,528 円(カンボジアに学校校舎を⼀棟建設)

⼩さな美術スクール: 会場での募⾦から 30,000 円を寄付

プノンタウ KDDI スクールの開校式

1 ⽉ 21 ⽇、カンボジアのプノンペンから南に 100 キロ余りのところにあるカンポット州プノンタウ村で、第9校⽬の KDDI スクール、Phnom Touch (プノンタウ)KDDI クールの開校式が執り⾏われました。⽣徒数 152⼈を 6⼈の先⽣が教えている⼩学校で、当⽇は、地区⻑や学校関係者、村の⼈々を合わせて約 250 ⼈が参列しました。

式典では、財団の伊藤理事⻑が「⽇本のことを知っている⼈は⼿を挙げて?」と問いかけましたが、 勢いよく⼿を挙げたのはたった 1 ⼈。思わず会場に笑いが起こり、その後も「カンボジアと⽇本は友達なんだよ」と話されると、会場は拍⼿と笑顔に包まれました。

プノンタウ KDDI スクールにはパソコン/英語のクラスを設けました。初めてパソコンを⾒る⼦供たちの⽬は真剣そのものです。校庭では、プレゼントしたばかりのバレーボールや縄跳びで遊ぶ⼦供たちの声が響き、⽇本の⼩学校と変わらない⾵景が広がっていました。

新しい校舎の前で
パソコン教室にて
校庭でバレーボールに興じる子供たち